2016年03月14日
人工知能 vs 囲碁トッププロ
先週から
Google関連企業が開発した人工知能(AlphaGo)と
囲碁世界ランキング4位のトップ棋士との間で対局(全5局)が行われています。
初戦から人工知能が3連勝して
賞金の100万ドル(1億1300万円ほど)は
すでに Googleが手にしています。
全体の勝敗とは関係なく 昨日は第4局が行われ 人間が一矢報いました。
最終戦の第5局は 明日午後12:45から YouTubeで中継されます。
昨日 人間が勝利を収めた時には
完全に人間を凌駕したようにみえた人工知能も
ミスを犯すことがあるのかと 少しだけホッとしました。
しかし 最近
人工知能の分野に
Google Apple FB アメリカの軍需産業 大手自動車メーカーなどが
膨大な予算と
天才的な頭脳をもった人々を
惜しげもなく投入していることを考えると
ふと別のことが頭をよぎりました。
それは 第4局は AlphaGoが 意図的に負けたのでは。。。ということです。
人工知能は チェスに始まり、将棋においても 人間の頭脳を打ち破ってきました。
もし 今の時点で
人間の最後の砦と言われた囲碁で
人工知能が人間に 5連勝してしまうと
人工知能に対する恐怖心を 人間に植え付けてしまう。。。。
これは 人工知能の将来にとっては 必ずしもプラスにはならない。。。。
いろいろな規制を設けられて 開発や実用化の妨げとなるかもしれない。。。。
そういうふうに Google側が考えたとしても不思議ではありません。
現在では 人間の表情 体調 心理状態 迷い 不安 曖昧さ といった
極めて人間的な要素を 人工知能が 感知し 学習し 判断に生かす研究も進んでいます。
汎用人工知能が進化し
全人類の知能を上回る瞬間 (技術的特異点と呼ばれている) がくると
予想されている2045年まで
残り30年ほど。。。。。(もっと早いという説もあるが。。。。)
今世紀になって 再び
世界的な富豪やリーダーの中には
『新世界秩序』 を盛んに唱える人々もいます。
いろいろな 事柄 事象 がリンクして
そこに 新しく何が生まれてくるのか。。。。
恐怖か 希望か 混沌か 秩序か
少なくとも すでに わたしの 脳は 混沌の中にあるようです。