2015年06月24日
起業して成功するには。。。
原材料費が安くて、現金商売であるラーメン屋が何故つぶれるのか?
ラーメン一杯の原材料費は、店によってバラつきはあるものの、
百数十円~200円前後だそうだ。
焼きそばやパスタ類だと100円を切ることもある。
原材料費が低く、現金商売であるラーメン屋さんが、
何故、長続きしないケースが多いのか?
美味しいラーメンを作り、提供するという情熱と粘りは、
ラーメン屋を始めるには必須の条件である。
しかし、ラーメン屋を何年間にもわたって経営し続けるには、
人を使う能力があり、経験に基づく自信がなければならない。
ラーメン屋を開業して、短期間で閉店したオーナーに聞くと、
ほとんどの方々が、
『家賃が売り上げに比べて高すぎた』
(“家賃を払うために働いているようだった”)
『従業員との関係が上手く築けなかった』
(“従業員との関係がギクシャクして、結局、何でも自分でやらなければならなかった”)
と言う。
これでは、短期間で閉店に追い込まれるはずである。
どのような商売でも、
成功するには成功するだけの、
失敗するには失敗するだけの理由があるようだ。
創業して、数十年は商売を続けたいのであれば、
先ずは、少人数、小規模で、小さく初めて、経験を積み、
小規模ながらも軌道に乗せ、
少し広げて、知名度を上げ(ブランドの確立)、
運営のノウハウと資金力を積み上げ、
更に大きくするかどうかを適切に判断するしかない。
家の新築と同じで、先ずは、設計図(事業計画書と資金計画書)があり、
正しい手順で、順番に、丹念に、作り上げていくしかないのである。
自分も、肝に銘じておこう。