2015年06月17日
商才とは!?
昔から、
“金鉱では、金を掘るものより、
彼らにシャベルとツルハシを売るものが確実に儲かる”
と言われる。
最近の例だと、
“インターネットで「もの」を売ろうとする人よりも、
その販売サイトを管理する会社が確実に儲かる”
ということであろうか。
楽天などが一つの例である。
日本の場合、農業でも同様のことが起きているのかもしれない。
“直接の生産者である農家よりも、
農作物の物流や農機具・農薬販売等を管理する農協が確実に儲かる”
自動車産業では、どうだろうか。
“実際に車の性能や品質を決めるのは部品であるが、
その部品を作っている各部品メーカーよりも、
自動車という全体のシステムを扱っているカー・メーカーの方が
巨大であり儲かっている”
いずれの例でも、
『商才』という言葉にぴったりくるのは、
前者ではなくて、後者であるように思う。
より儲ける仕組み(ビジネスモデル)を作る能力が商才である。
もちろん、商才があれば「楽に儲かる」ということではないのだが。。。